2008年07月11日

古語は、京都の言葉なんですね

西日本東日本発音が異なるのは古文からもわかるそうです。
古文をしっかり勉強しなかった私は今頃それを知ったのでした。
それは音便からわかるそうです。
※音便(おんびん):発「音」を「便」利にするもの。ようするに発音しやすくするものだそうです。

■古語は、京の都、昔の京都地方、関西地方の言葉。以前の標準語。

古文は、京の都で使われていた言葉(古語)で書かれたもの。
京都地方では、ハ行の音便にはウ音便が利用されていたそうです。
従って古文には、ウ音便が多用されています。

ところで、東日本では、ハ行の音便に促音便を利用していました。
古文の「平家物語」や説話等には、関東武士がよく登場します。
従って、古文でも関東武士が登場する平家物語等では、促音便が多用されるということです。

ウ音便は現在も西日本方言に残っており、促音便は東日本方言に残っています。
現在の共通語は関東の言葉を元に共通語とした為、促音便は共通語に残っているということです。


【ハ行のウ音便と促音便の違い】
■ウ音便:
(iが脱落し、語幹の子音[ɸ]が母音化することで起こっている。)
  • 買ひて kaɸ-i-te→kaɸte→kaute
    →こうて koːte。
  • 思ひて omoɸ-i-te→omoɸte→omoute
    →おもうてomoːte。
  • 言ひて iɸ-i-te→iɸte→iute
    →ゆうてjuːte
[ɸ](現在のファ行の子音、もっと古くは[p]パ行の子音であったとされる)

■促音便
(iが脱落し、語幹の子音が語尾の頭子音に同化することで起こっている。)
  • 買ひて kaɸ-i-te→kaɸte→kapte
    →かってkatte
  • 思ひて omoɸ-i-te→omoɸte→omopte
    →おもって omotte
  • 言ひて iɸ-i-te→iɸte→ipte
    →いって itte
現在、関東地方の方言で
「歩ひて」を歩いてと発音せず、
「あるって」と発音するのもこの促音便。
その他
■撥音便(はつおんびん)
  • 飛びて tob-i-te→tobte→tobde→tomde
    →とんで tonde
  • 読みて yom-i-te→yomte→yomde
    →よんで yonde
  • をみな→をんな

理数系以外興味のない私でしたので、なるへそぉぉぉーーーーーーって感じです。
こんな仕組みがあったのかと驚きです。教える先生が悪かったことは間違いないですよ。」

音便別の分類

■ウ音便
  • 高く→たこう
  • 買ひて→こうて
  • 飛びて→とうで
  • 読みて→ようで
  • かぐはし→こうばし

■イ音便
  • 高き→たかい
  • 書きて→かいて
  • 急ぎて→いそいで
  • 殺して→ころいて
  • つきたち→ついたち…

■撥音便
  • 飛びて→とんで
  • 読みて→よんで
  • 死にて→死んで
  • あるめり→あんめり
  • なるめり→なんめり
  • よかるめり→よかんめり
  • 盛りなり→盛んなり

■促音便
  • 買ひて→かって
  • 打ちて→うって
  • 散りて→ちって
  • ありて→あって
  • 行きて→行って…

参考web
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E4%BE%BF
http://bhagavan.exblog.jp/4431450/
posted by どげすーだ at 14:58| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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